泣ける【入れ替わり】ドラマ「宇宙を駆けるよだか」
ある日、ふと流れてきたユーチューブの紹介動画。
いつもはさっさとスキップするんだけど、ちょっと流れただけで妙に気になった。
よくある「入れ替わりもの」なんだけど、私は広告で引き込まれた。
それは、偶然入れ替わったとかコミカルな内容じゃなく、妙な現実味のある怖さ…。
そんなものを感じたからかもしれないです
全話一気見しましたw
実際に見てみて私が抱いた個人的な感想ですが、ご紹介したいと思います。
色んな視点で考えさせられる
仕組まれた入れ替わりなんだけど、どっち側の視点でも深く考えさせられました。
嫉妬、妬み。生まれながらに平等ではない現実
優しい家族、仲良しの友達。帰る居場所。
今まで何も疑問に思わず生活していたであろう主人公の「小日向あゆみ」。
悪口。冷たい視線。散らかった家。
居場所がないと感じている「海根然子」。
自分にはない、キラキラした世界にいるあゆみになりたいと願った「海根」の気持ち。
私はそちら側の気持ちを考えて胸がギュッとなりました。
そこから、海根は入れ替わりを実行するのですが
全く知らない、違う世界を知ったあゆみ。
誰からも理解されない。
荒れ果てた部屋に帰宅し現実を見た気持ち。
ずっと切ない?というか、なんとも言えない気持ちになりましたw(語彙力)
「中身」か?「見た目」か?
このドラマでは、入れ替わったことで信じてくれる人、くれない人。
気付いてくれる人、そうでない人。
受け入れてくれる人、くれない人。
みたいなところも見所だと思います。
入れ替わりなんて知らない人ほど、素直に変わる周りの空気感。
語彙力ずっとないけど、色んな複雑な気持ちになりました
見えているものが全てじゃない。
というのもなんか考えさせられました
欲しいものを手に入れても…
入れかわりを経て、望むものを手に入れたはずの然子。
それなのに変わらず感じる苦しい気持ち。暗い気持ち。嫉妬。
それに比べて、同じ体なのに徐々に周りを巻き込んで環境が変わっていく元の自分の体にいる嫉妬の相手。
何が違うんだろう?
見た目が変わっても変わらない自分自身。
「今、幸せ?」
羨ましい。
でも、それを奪って、自分のものになったとして
じゃあそれで「幸せ」になれるのか?
どうにもならない報われない気持ちになって、ボロボロ泣きました
そして負の気持ちは連鎖的にぐるぐるしてしまう、一種の「怖さ」も感じました。
火賀くんがずっとかっこいい
猪突猛進で明るくて、クラスに1人はいる人気者のおバカキャラの火賀。
純粋で、信じたものに真っ直ぐ向き合う姿は本当にかっこよかった。
周りからチャカされようが、違うと思ったことならクラス全員に対しても怒ったり自分の気持ちをストレートに言っちゃう所とか。
本当に「良いヤツ」で笑顔が可愛くてめちゃめちゃかっこよかった!
全員の演技がすごかった
入れ替わりの演技にぞくっとする。
明るくて可愛いあゆみの中に、闇を抱えた然子が顔を見せる時、ほんとうに違和感なくて…
怖い顔の中に、かっこよさもあって素敵だった
ネタバレになるのでこれ以上の言及は控えますが、とにかく4人とも演技にめちゃ感動しました!
「宇宙(そら)をかけるよだか」はNET FLIXで全話見られる
このドラマは、NETFLIXのオリジナルドラマです。
他にも、ネットフリックスにはそこでしか見られないドラマやアニメがたくさんあります。
また面白そうなものを見つけたら紹介したいと思います!
Netflixオリジナルドラマ、いくつかみたんですけど結構力入ってて素敵なドラマ多いです。
今絶賛ハマっています。
原作は漫画(別冊マーガレット)
Netflixで観られるのはドラマですが、調べてみたら原作は漫画だそうです。
Netflix登録もしてないし…という方でも、Kindleなどでも読むことができるみたい